これマジなのかな?

紙プロの携帯サイトにファイトのI元編集長のコラムが上がっていたのだが、ちょっとと言うか随分とずれてる感じがしたな。

4月2日(日本時間3日)、米ラスベガスで行われた「UFC47」にはがっかり。須藤元気はマイク・ブラウンに勝ったものの、ブラウンはUFC初出場で、日本のファンが飛び上がって喜ぶほどの快挙でもない。お目当てだったティト・オーティズvsチャック・リデルにしても、親友同士でやりにくかった点はあろうが、峠を越したリデルにボコボコにされるようでは「ダチ公のツラは殴りたくなかった」と、いくら”バッドボーイ”が言い訳がましく弁明したところで、迫力のなさを補える材料にはならない。

第一、前回の「UFC46」でビクトー・ベウフォートランディ・クートゥアに勝ってライトヘビー級の王座に就いた時に、クートゥアの時代は終わりを告げたのだ。そのクートゥアの足下でゴチャゴチャしていたオーティズとリデルなのだから、そう思って見ていたせいでもあるが、ひどく迫力のない試合と映った。リデルおじさんには申し訳ないが、リデルが日本にやってきた『PRIDE.GP』(ミドル級)に出場した時に言ったように、日本のミドル級のレベルはUFCの連中が考えている以上に高い位置にあり、「ウ゛ァンダレイ・シウバなんて、オレたちと闘うのが怖くなって日本へ逃げ出したんだからな」との大笑いは、とんだ見当外れなのだ。シウバは日本に来て頭角を現したのであって、あのままUFCで闘っていたとすれば、今頃はライトヘビー級の王座を微動だにさせていないはずだ。

私が言いたいのは、桜庭和志だの吉田秀彦だのといった”調整中”の選手は、UFC大会での実践特訓によって勝つリズムと勝ち星を挙げることによるイメージアップを図ったらどうか、ということ。桜庭などは結構人気があるのだから、ドカーンとラスベガスで爆発してほしい。「そのチャンスを狙っています」との返事なら言うことなしで、高田道場の精鋭はこぞってベガスに乗り込むべきだ。
ミルコは4/25『PRIDE25.GP』で1回戦のトーナメントに臨むが「そんなに試合をしたいと言うのなら、なぜベガスに行ってヘビー級のチャンピオンにならないんだろう」というのが”大阪の馬鹿”独り言だ。

見当はずれなのはこの人だよなあ(笑)。
桜庭だの「高田道場の精鋭」だのがUFCで通用する訳ないじゃん。松井は階級違いの長男に負け、ヤマヨシはRINGS時代(今よりは強いだろ)にWEFでヒンクルに負けてるし、その上、今村に至っては滑川にKO負けする選手だよな・・・記憶違いかと思って調べましたわ。桜庭だけは特別かもしれないが、その特別も他の選手と違い「負けるトコロが見たい」という極めて私的で邪な気持ちからの特別だからねえ。クートゥアと試合して全部タックル切られた上にボコボコにされる桜庭見たいですよ、僕は。

捻くれてますから、ハイ。