やっぱり日本人だな


普段、日本のプロ野球のペナントシリ−ズ等は一切見ない。スポーツ観戦が好き、と言って野球も見ればサッカーも見る、諸々見る、というそういう事は手前ぇの性格上ちと無理らしぃんでな。
正直言って、総合だけで手一杯で立ち技打撃ですらロクに見る事が出来ないのに、更に他の競技まで見て中途半端になるのがイヤなんだモン。

でも、オリンピックは見ちゃう。サッカーならワールドカップは見る。勿論、それ程キチッと見てるという事ではない。普段、地上波でPRIDEやK-1を見る、という程度で「総合格闘技が好きです」なんてヘソが茶を沸かすだろ、と思うんでゴチャゴチャと突っ込んだ事は勿論言わない。
でも、日本人の代表として選手達が世界選手権レベルの試合に挑むというのを見てしまう、ってのは「日本が好き」と声を大にして言うのは恥ずかしぃとは思いつつ、日本人である事を何処かで誇りたい気持ちがあるんだろうなぁ。

という事でWBCはつい見てしまった。普段は全く見ないと言っても、ボクがガキの頃はプロスポーツといったら野球と相撲位しかなかった「巨人、大鵬、卵焼き」という世代ですから、流石にルールは大体わかります。選手はイチローと上原、松阪程度しか知りませんでしたがね(笑)。

で、あの試合の緊張感と選手達の表情が素晴らしく良かった。どんな競技でも勝負事に於いて勝ちたぃ、勝つんだという気持ちが全面に出るのを見るのはやっぱりェェモンです。明日への生きる勇気や感動という何処ぞの赤いパンツのヒトに教えてもらった言葉が頭に浮かぶ。当の赤いパンツのヒトはその言葉だけ教えてくれただけで試合からは全く勇気も感動も教えてくれないのにな。
韓国チームには、一番美味しい勝利を逃した事は不幸であったという以外にないんだけれど、ワールドカップの時は良い思いしたんだから今回は許してチョ、とな。

って事で、決勝もどうせならキューバに勝っちゃって頂戴、日本代表の選手の方々。