HERO'S感想

the_saintK2006-03-17



詳細はhttp://www.boutreview.com/data/reports05/060315heros.html
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/live/200603/13/index.html

相も変わらず平日なのに17時半というふざけた時間に開始される興行ですが、行っちゃいました、というか行く事出来ました。

んが、驚ぃたのは九段下の駅から地上に上がった時点での人の多さ。そりゃ武道館だからそれなりにひとを入れないとカッコが付かなぃのはそうなんだけれど、正直言って先日のMARS並にしか入らねぇだろう、と舐めてました。スィマセン、サダハルンバ。

でもね、オープニングファイトの時間、もっとメディアに載せて頂戴!國奥の試合、実は楽しみにしてたんですよ(泣)。勿論、ギリで会場に入ったこちらが悪くなぃとは言いませんけれどね、ハイ。
こんなに國奥の試合を楽しみにしてた自分に驚きもしましたけれど(泣笑)。


【オープニングファイト】
×國奥麒樹真(判定0-3)アントニオ・マッキー

※ほら、ボクが見てあげなかったモンだから負けちゃった。ってォイ、これで3連敗じゃねぇですか。ファ、ファ、ファィヤー???
これで國奥の試合が見られなくなるなんて悲し過ぎるョ。

【第1試合】
×大山峻護(TKO:1R.3分半ば過ぎ位、カット)メルビン・マンフーフ○

※大山、何考えてたんだろぅ?サッパリわからん試合だった。
マンフーフがわざわざマウントを放棄して立ちにこだわってくれた折角のチャンスを活かせずいい様にタコ殴りにされる、は言い過ぎとしても余りにも戦略がなさ過ぎる。結局パンチでカットされストップ…シクシク…期待してるんだよぉ、もうヒト踏んばりしておくれよぉ。

【第2試合】○ジェロム・レ・バンナ(KO:1R、2'40、スタンドパンチ)ジミー・アンブリッツ×

※マンガだ。アンブリッツは全く進歩なし。タダタダ突進あるのみ。最後は猫パンチ出した時のカウンター。緊張感が全くない楽しぃ試合だったヮイ。

【第3試合】
宮田和幸(一本 1R 3'59" 腕十字)エリカス・ペトライティス×

※ンァ〜〜〜、宮田きっちり練習してる匂いがプンプンしてたニャ。全くペトライティス寄せ付けずティクダウンもバッチリ、ポジションも取りまくりで完勝と言って良いと思ふ。んでも、正味な話、全く魅力がない、というか色気ネェよ。会場の大半の客は非常に優しかったんだけれどさ、物足りねぇ。

【第4試合】
○宇野 薫(判定3-0)リッチ・クレメンティ×

※ここ最近見た宇野の試合で一番物足りなかった。勿論、宇野が上手いのも良くわかるし危なげもなかったんだけれど、地味に強ぃとはいえリッチ程度の相手でティクダウン時に全く上を取れないのはちょっとどぅかと。ポジションキープの下手なリッチ相手だったから良かったものの、今後再びUFCで戦う時にこれではオクタゴンでは通用するのか心配。

【第5試合】
ヒース・ヒーリング(KO:2R 1'55" スタンドパンチ)ゲーリー・グッドリッジ×

※ヒース、結局良かったのは最後の右ストレートのみ。タックルは潰されるはティクダウンされるは(逆だろ)、挙句の果てにガス欠だはで、グダグダ。ロートル相手に何やってんだか。やっぱり中尾のキスが影響してるのか(笑)?コール後向き合ってる時に隣でGGに「何でキスしなぃんだぁ」と…以下略。
ここで、絶対に会場に行かなぃとわからん、つ〜か、オモロかった事。勝ち名乗りを受けた後、ヒースはマイクをよこせ、とアピールするんだが、本部席からバッテンマークのダメ出しをもらってた。その傍らでGGは負けたクセに意味もなくやたらとマッチョポーズでアピール。ヒースがしょぼくれてリングを降りた後も更にアピール。結局、全コーナーポストでアピールして悠々と去って行きました、とさ。

【第6試合】
秋山成勲(一本:2R 1'41" 袖車)×石澤常光

※カシン…何で出て来たんだろう?動きに切れがなさ過ぎ。古いスタイルとはいぇ秋山相手に一度もタックル決められない様では出て来る意味ナシ!勿論、急なオファーであった事は百も承知で、それならばオファーを断る、という選択肢もあったワケで、結果的に手前ぇの価値を下げただけの試合。秋山はもう85のトーナメントまで彼の実力はベールに包まれたままですな。

【第7試合】
×山本宜久(一本:R 1'32" リアチョーク)○キム・ミンス

※ヤマヨシ、アッパー、フック、アッパー、フック…それだけでお腹一杯…ストレート打てや、つ〜…挙句の果てに差合いからこかされて最後はリアチョークは情けなさ過ぎる。ヤマヨシよ、ボク等はRINGS、RINGS言うてるけれどさ、HERO'SはRINGSじゃないんだよ。RINGSの時みたく負けてもチャンスをもらえると思ったら大間違い。これじゃぁ前田がいっくら「ヤマヨシ出せや1」言うてもプロモーターからはファイヤーが目に見えてるぞぉ!D.O.Gから奮起せよ!

【第8試合】
須藤元気(判定3-0:延長はマスト)オーレ・ローセン×

※元気ってば、1Rに遊んでる感じがしたな。多分、総合初戦の相手を舐めまくってたんだろぅな。誤算だったのはローセンがグランドのエスケープがだけはこなしていた事か。で、2Rからカンフーの胴衣まで脱ぎシャカリキになって極めに行ってもやっぱり無理だった、と。正直、危ないシーンがあったとも思わねんだけれど、判定まで行ったというのは元気、あんたの負け!
隣で何故か反元気(だたのか?)のグリグリは「オーセン、オーセン!」とやたら叫んでました。しょうがなぃんで「ローセン」だと途中で教えてあげましたが、それでも「オーセン」と…だから「ローセン」だってと再び…教えてはあげませんでした。ゴメンナサイ、つ〜か恥ずかしかったおは実はアタチです。

【第9試合】
○所 英男(一本:1R 0'49" 三角絞め池田祥規極真会館

※何もいう事ないです。セミまでのダラダラな興行をこんな大きな会場でそれも秒殺で締めた所を褒める言葉以外思い付かないなぁ。それは、相手が大した選手じゃない、とか全部わかった上で敢えて、ですな。プロとしてはそれなりのキャリアを積んでいたとはいえ、武道館のメインってそりゃぁもぅ大変な事だと思うから。
ファーストコンタクトで身体ごと持って行かれそうな右ローを出された時は一瞬どうなる事かと思ったけれど、杞憂に終ってヨカタよ。目標であるとMCで言ってたKID、元気、宇野戦に向けて精進して下さい。
そして、いつもの試合と同様に勝ち名乗りを受けた後、速効で前田の元にすっ飛んで行く姿を何度でも見せてチョ。もぅ、あの姿がとにかく一番好き!


会場の雰囲気がとにかくヌルイつ〜のも、所がメインで勝ったんでひとまず文句言うのはやめます(笑)。
次回の5月、所の相手は誰を持って来るんだろう?KIDに宇野を当てるのならメインは決まりなんだろうけれど、中途半端なのを持って来るのならばメインはまた所で良いんじゃないか、と思ったニャ。