5/3 HERO'S


既に興行から10日以上経過かよ。んでも記録だからという事で。


鶯谷でのスマックFを見た後、山手線で原宿へ。グルッと回って直線的に行かれなぃのが気分的に嫌だったんだけれど、調べたトコロこれが最速。で、約30分遅れで会場に到着したら既に曙の試合…


まぁ、しょうがねぇゎな。掛持ちするという事を決めた時点で想像出来た事だしな(泣)。
という事で、気持ち良く地上波の録画も忘れたし、オープニングと第1試合はどんなだったかわかりません。

[オープニングファイト]無差別級 5分2R(延長1R)
浜中和宏(一本 1R 1'22" アームロック)WAKASHOYO×

【第1試合 無差別級 5分2R(延長1R)】
アントニオ・シウバ(TKO 1R 2'49" パウンド)トム・エリクソン×

【第2試合 無差別級 5分2R(延長1R)】
×曙(一本 2R3:50 フロントチョーク)ドン・フライ

※いきなり目に飛込んで来たのは、曙がフライをロープに押込んでハァハァしてるトコだったんで2Rめかと思ったら1Rの半ば…そういう事ね(笑)。フライも大変やな、と。で、2Rでローで崩れ落ちちゃった。って程効いてる様に見えなかったので、ん?何があったんか、と思いましたよ。
曙って膝が悪くって引退したんじゃなかったっけ?もし、そうなら膝の負担を軽くする為に何で腹へこませなぃんだろ?そうすりゃ、少しは有酸素運動も出来る様になるんだろうに。あの腹だけで50kgはいけそうなのになぁ。

【第3試合 5分2R(延長1R)】
×中原太陽(2R5:00 判定0-3)イヴァン・メンジヴァー○

※太陽、どうしちゃったの?今回こういうデカイ舞台には初登場、って事でもっと思い切って行って欲しかった、と思うんだけれど…何だか昨年のDOGでマイク・ブラウンに負けてから変な事になっちゃってる。ヤヒーラにもボロ雑巾にされてたし。ってか、直後の試合にそのヤヒーラが出る事になってトラウマが出たのか?
ボクは昨年の所のHERO'Sデビューの様な試合を期待していたんでかなりガッカリした。もっと強くなる選手だと思うんで、練り直して半年後、一年後の登場を待ちたい。
メンジヴァーはェェ選手でビックリしたんだが、パンで志田に勝ってたんだと興行後のオフで知り納得。

【第4試合 5分2R(延長1R)】
×上山龍紀(2R5:00 判定0-2)ハニ・ヤヒーラ

※上山、醜態。ヤヒーラはDOGの時と同様に速効でティクダウンして予想通りグランドで上山を圧倒。上山、下になるとマグロってのはもう何年も前から変わらない訳で、何を考えて練習しているのやら。かと言って長所が伸びたのかというと、長所なんてあったっけ?って感じで。興行直前のオファーで調整すらままならなかったであろうヤヒーラにここまで子供扱いされたら、恥ずかしくて自殺しちゃいました、と聞いてもボクは驚きませんよ。

【第5試合 5分2R(延長1R)
×門馬秀貴(TKO 1R2:08 パウンド)J.Z. カルバン○

※カルバン、修斗でのハンセンとの試合は見た筈なんだが全く思い出せん(泣)。う〜〜〜、いかんな。そういう事があるから、こうして見た試合は記録しておこぅ、という事ですよ。いや、でもあん時より多分相当成長してると思います。いくら門馬が減量失敗(落ちたから成功なのか?)したからって、こんなにあっさり負ける選手じゃないでしょ。ストラッツァーとかにも勝ってるんだし。もう一度、この体重で見たいです。

【第6試合 5分2R(延長1R)】
×所英男(KO 1R0:43 膝)ブラックマンバ○

※典型的な所の負け試合。と、頭でわかっちゃいても、やっぱりガクリと頭を垂れましたよ。だって所が勝つ姿と、その勝った所が勝った瞬間にダッシュで前田の元に挨拶しに行く絵を見るのが大好物ですから。
もう、この後の試合はヤケクソで汚い野次も飛ばしましたよ。ェエェエ、ボクの近くに座ってたおとなしいファンの方々、ど〜もスイマセン。


で、休憩となったんだけれど、そこに「休憩後にビッグサプライズがある」という情報が。
結局、KSマークのタイガーマスクだったんですが、ボクにとってはハッキリ言って終ってる選手なんで桜庭がHERO'Sに来たからどう、って事はなぃ(秋山とだって負けちゃうから組めないだろぅし、見たいカードが組まれないんじゃぁいてもいなくても同じだからねぇ)訳で、でもこういう事になっちゃぅとDSEFEGとプロモーターはこりゃまた戦争ですから。暴露合戦、引抜き合戦とあるんだろうニャァ。


【第7試合 5分2R(延長1R)】
宇野薫(一本 2R4:36 リアチョーク)オーレ・ローセン×

※試合中、「つまんねぇどぉ!」と声を張り上げてたのはアタチです。今は、宇野のグランドもアリだったかと、納得なんだけれど、先の試合で気分がヤサグレタ故、グランドの攻防が全く楽しめねぇ。それとやっぱり、会場が広過ぎるとよろしくありません。ホールなら文句言わなかった気がします。でも、ローセンってばやっぱりタダモンじゃねぇな。大した練習してない筈なのにあそこまで粘れるのは素直に凄ぇよ。

【第8試合 85kg契約 5分2R(延長1R)】
秋山成勲(KO 1R2:25 バックスピンキック)永田克彦×

※バックスピンがミゾオチにズバッで一発KO!体重差はあるにせよ、永田に何もさせずに完勝。いよいよ次戦からのトーナメントで秋山の等身大がわかる、てトコロですか。サダハルンバもよくここまで我慢したなぁ。ってかそれに応えて地道に練習積み重ねた秋山も凄いですよ。曙の例もある訳だから。反面教師にしたんか?試合内容に全く脈絡なく出て来る「柔道最高!」もご愛嬌か(笑)。
対して永田、未だに打撃が全くダメ。何処で練習してんのか、まさか上山に習ってる訳でもないんだろうけれど、環境変えた方が良さそう。

【第9試合 70kg契約 5分2R(延長1R)】
×宮田和幸(KO 1R0:04 飛び膝)山本“KID”徳郁

※何が起こったのやら、って感じで終了。ビジョンで飛び膝を確認し戦慄。アタシャ沢村忠を思い出しました。こうして勝って頂戴、と期待されてそれをそのまま具現という。天才っていう輩は常人には伺い知れないモンがある、つ〜か、だから天才なんだし。KIDは好きじゃねぇけれど凄いです。脱帽です。
宮田、この試合はマイナスにはならないと思うけれど、ぶっちゃけ不幸の二文字しか思い付かん。


って事で、二日後のPRIDEの後半のつまらなさ、と比べメインを締めるべきヒトがビシッと締めるのが如何に大事か、という事が久々に良くわかりました。これを隣で見ていた某にわかですら一言「HERO'Sには神風が吹いてる。」そういう事なんでしょう。