大晦日感想


【第1試合 ミドル級 1R10分・2-3R5分】
田村潔司(日本/U-FILE CAMP 85.8kg)
(1R1:18 KO)
×ミノワマン(日本/フリー 91kg)

※判定にはならなかったけれど、予想通りに力の差はあったニャァ。
つ〜か、何を勘違いしたのか美濃輪、じゃなぃ、ミノワマン90kg越え(笑)。田村とやるのに無駄にデカクしてど〜する。ま、そこが美濃輪、じゃなぃ、ミノワマンミノワマンたる所以か。只でさえヘタクソな打撃で田村に向かう美濃輪、じゃなくてミノワマン。カウンターでボディに膝もらって、チ〜ン。
う〜ん、美濃輪、じゃなぃ、ミノワマンらすぃ負け方か。
試合後の田村の吉田戦アピールってのは…ジムの発表会ででもやれば、って事ですな。

【第2試合 ライト級 1R10分・2R5分】
青木真也(日本/パラエストラ東京 72.8kg)
(1R2:04 ゴゴプラッタ)
×ヨアキム・ハンセンノルウェー/フロントライン・アカデミー 71.2kg)

※ォワッと、ハンセンってば髪生えてる。はともかく、試合はやっぱりシャオリン戦を彷佛させる様な何も出来ずに負ける、という。
青木、強いのだけはやっぱり間違いない、というつまらん感想。
「ボクは一生修斗しかやりません!」が一年も経たずに「PRIDEも修斗も、総合格闘技最高です!」と変節。悲しいねぇ。
不可思議なのは、何故退場時に泣いていたのか、と。…UFC(笑)

【第3試合 ウェルター級 1R10分・2R5分】
郷野聡寛(日本/GRABAKA 82.9kg)
(判定2-1)
×近藤有己(日本/パンクラスism 82.4kg)

※凄く楽しみな試合だったけれど、やっぱりPRIDEじゃこの試合は面白くならないんですな。いら、ボクは面白かったんだけれどさ。会場の盛上りがなぁ。これがパンのメインなら、と思ったのはボクだけではない筈。
今回は郷野に光を消されちゃったけれど、やっぱりボクは近藤に期待する。近藤が今の煮え切らない状況からの復活するのを心から楽しみにして待ちますよ。

【第4試合 ミドル級 1R10分・2-3R5分】
マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュートボクセ・アカデミー 92.9kg)
(判定3-0)
×中村和裕(日本/吉田道場 92.8kg)

※中村、やっぱり強ぇなぁ、とは思うんだけれどな、何と言うか、迸るモンがないと言うか、熱くなれない訳で。
ショーグン相手にボコボコにされないだけでも大したモノ、としか褒める言葉が見つからん。日本人の93以下では一番かもな。
でも、つまんね(笑)。


【第5試合 ライト級 1R10分・2R5分】
×川尻達也(日本/T-BLOOD 72.9kg)
(判定0-3)
ギルバート・メレンデスアメリカ/ジェイク・シールズ・ファイティング・チーム 72.7kg)

※火の出る様な打合いとはこぅいぅ試合の事を言うのだ、と。川尻とモジャ、堂々と向き合っての打撃戦は素晴らしい、の一言。
This is SHOOTO!!!

惜しむらくはこんな素晴らしい試合がPRIDEで行われたという事。この試合をマストで優劣を付ける、ってのは絶対に間違ってる。ドローで良いヨ。
こんな凄い試合をPRIDEでやるなんて勿体なさ過ぎる。

【第6試合 ヘビー級 1R10分・2-3R5分】
藤田和之(日本/「Team Japan」藤田事務所 105kg)
(1R2:08 TKO)
×エルダリ・クルタニーゼ(グルジア 100.7kg)

※どぉでもェェ試合。クルニターゼが往年のRINGSの東欧勢を彷佛させる体型だったトコロが笑えただけ。
藤田醜い。

【第7試合 ライト級 1R10分・2R5分】
五味隆典(日本/久我山ラスカルジム 72.9kg)
(1R1:14 KO)
×石田光洋(日本/T-BLOO 72,9kg)

※残念だけれど、石田らしさが少しは見られたから良いや。
つ〜か、石田、自分の試合あるんだからこんな時は川尻のセコンドに付かなくても…ヒトが良いにも程がある。

【第8試合ヘビー級 1R10分・2-3R5分】
×吉田秀彦(日本/吉田道場 105kg)
(1R7:50 TKO)
ジェームス・トンプソン(イギリス/チーム・トロージャン 122kg)

※トン様、最高だな。見ている人間が皆幸せな気分になれた、という。
この試合こそがPRIDE!

【第9試合 ヘビー級 1R10分・2-3R5分】
×ジョシュ・バーネットアメリカ/フリー 116.5kg)
(判定0-3)
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム 107.4kg)

※ジョシュ、やっぱりきつかったんだろ。身体を絞る時間すらなかったのは体つきを見ても良く解りましたね。モチベーションも上がらない試合で良くやった、と思います。ミノが勝って満足したんならそれで良かったんだろ。

【第10試合 PRIDEヘビー級タイトルマッチ 1R10分・2-3R5分】
エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッドデビル )
(1R8:16 キムラ)
×マーク・ハントニュージーランド/オシアナ・スーパーファイタージム )

※前の試合のジョシュに続いてヒョードルもモチベーションがやっぱり上がってなさそな、という感じの試合。万全でやったら秒殺だったんだろうけれどニャ。


う〜ん、全体としてはどぅだったんだろうか?
修斗ティストはボクの中ではPRIDEティストとは相容れない事だけはわかった、つ〜か、そんな事は前からわかってたし、これを大晦日にやる必要があったのかねぇ、とだけ。