3本の矢


こういうのがありますわな。1本だと簡単に折れちまう、だけんど3本束ねると折りづらい、折れにくい、って奴。

RINGS前田CEOが”どうしても昔の知り合いと組みたくない!!!”ってのはあると思うんですよ。って言うかさ、誰にでもある。勿論、そうでない人もいるのであろうけれどね。CEOってのは確かに自分が中心になってやっていきたい、って気持ちが凄く強くあるのであろう。


「おれが始めたこの業界なんや、俺がやらんで誰がやるんや」


単純にそりゃ誰だって金も欲しいし、名誉も欲しい。彼はこれまで第一次UWFのド初っ端に猪木に裏切られ、佐山とも袂を分かち、多くの人間、それもブレーンに裏切られ続けて、側近でさえ信用出来ない状態ではあるのだろうね。実際、RINGSでCEOの側近って形でこれまで表に出ていたのはU女史だけで、ああ、後ブッカーのKってのもおるな、でも彼女がRINGSを去ってから以降はもう全然そういう人間は出て来ていないからね。
カリスマって言葉が適当かどうかはともかく、多分、本人もそういう事は意識しているのであるのだろう、ってのはやはり想像出来るからね。

でも、今だからこそ、CEOには本当に言いたいよ。
「カリスマなんて下らん、本当にあなたがインタビューで言っていた様にカリダカになってみんか、下げる頭を持って、目ぇ潰れる所を増やせ、聞かないかん事は聞け、あなたの味方をしてくれる人間は多勢おる、気が付いてない、もしくは見えん振りしとるだけだろう、多少の事は我慢しろ、沸点を下げろ、ここにも味方がおるぞ!」
とね。
橋本と組んで、プロレスは橋本、格闘技は前田、ってのだって僕はOKだ。

猪木ときちんと向かい合える者が未来を担う事が出来るのだ、という言葉をあるサイトで見たんだけれどね、素晴らしい言葉だと思うんですよ。で、その言葉を信じるのであるとするのなら、現在それを実行している橋本、前田2人共、その資格が十分にある。小川、田村がその実行部隊であるのなら更に嬉しいね。


おー、これで4本あるじゃん。